HOME記事ガンダムHG「ライジングフリーダムガンダム」延長工作と干渉部分の加工でよりスマートな印象に 模型的なかっこよさを重視して徹底的に作り込む作例解説!【ガンダムSEED FREEDOM】

HG「ライジングフリーダムガンダム」延長工作と干渉部分の加工でよりスマートな印象に 模型的なかっこよさを重視して徹底的に作り込む作例解説!【ガンダムSEED FREEDOM】

2024.07.13

STTS-909 ライジングフリーダムガンダム【BANDAI SPIRITS 1/144】 月刊ホビージャパン2024年8月号(6月25日発売)

完成! HG ライジングフリーダムガンダム

▲キット素組み(左)との比較。腹部周りが詰まり気味だった印象が緩和され、立ち姿のバランスがよくなった。ライジングフリーダムは背中に大きなウイングを背負っているためか、本体が上下に詰まっているように見えてしまう。今回の作例では、その点を解消することに留意しながら工作を行った
▲左が工作前、右が工作後。腹部から太モモにかけての延長工作でスタイリッシュなフォルムになったのが分かる。肩アーマー内側の延長やレールガンの幅詰め、つま先の延長も効いている
▲両腰にヴェルシーナ ビームサーベル、両前腕部にインフィクタス ビームシールドを装備。ビームサーベルは連結して使用することもできる

▲一部パーツの組み替えでMA形態に変形可能。劇中序盤、衛星軌道上から大気圏に突入する際、減速のためにウイングを展開する様子が描かれた

▲序盤の戦闘では圧倒的な強さの裏にキラの苦悩を垣間見せ、中盤ではブラックナイトスコードの罠に陥り、大破させられてしまうライジングフリーダム。その後、ストライクフリーダム弐式、マイティーストライクフリーダムへバトンタッチするが、そのドラマチックな乗り換え演出も含めて、作品の顔として充分すぎるほどの役割を果たした
▲主武装として高エネルギービームライフルとフラッシュエッジG-3 シールドブーメランを装備。背面ウイング内に超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー、腰部にヴァイパー3 レールガンを搭載。各武装を展開することでハイマットフルバーストを再現可能

■製作
 キラ・ヤマトが操縦するライジングフリーダムガンダムは劇中で105ダガーなどの敵量産機を次々と倒していく姿が印象的で、「ガンダムSEEDシリーズ」の機体などは私の中でスタイリッシュなイメージが多いなと感じております。
 キットは背中に大きなウイングを背負っているためか、若干胴体から脚部にかけて上下に詰まっているように感じたので、主に立ち姿の見映えがよくなるように延長工作と干渉部分の加工を行い、各部シャープに整形することで、よりスマートな印象になるよう製作しています。

■塗装
白=ニュートラルホワイト
灰=サーフェイサー
青=ジェネシスブルー(フィニッシャーズ)
黄=メカトロウィーゴカラー らいとおれんじ
赤=名鉄スカーレット
黒=バーチャロンカラー ストームブラックブルー
フレーム=メカサフ スーパーヘヴィ
 えっ!? って思われるかもしれませんが、グレーの色味がとてもよかったのでサーフェイサーをそのまま使用しています。サフのままではスミ入れやデカール貼りができませんので、一度クリアーコートをしてから作業しています。

BANDAI SPIRITS 1/144スケール プラスチックキット “ハイグレードコズミックイラ”

STTS-909 ライジングフリーダムガンダム

製作・文/TONKA

HG ライジングフリーダムガンダム
●発売元/BANDAI SPIRITS ホビーディビジョン クリエイション部●2640円、発売中●1/144、約13cm●プラキット

ⓒ創通・サンライズ

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TONKA(トンカ)

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