HOME記事特撮『ウルトラマンアーク』SKIP座談会! ユウマ役 戸塚有輝×シュウ役 金田 昇×リン役 水谷果穂が、放送が近づく本作の見どころを語る

『ウルトラマンアーク』SKIP座談会! ユウマ役 戸塚有輝×シュウ役 金田 昇×リン役 水谷果穂が、放送が近づく本作の見どころを語る

2024.06.21

戸塚有輝 飛世ユウマ
×
金田 昇 石堂シュウ
×
水谷果穂 夏目リン

 7月6日(土)から放送開始の『ウルトラマンアーク』は「夢見る力」を掻き立て、希望に満ちた明るい未来への架け橋となる明るくハートフルにして勇壮な特撮ドラマ。ウルトラマンアークに変身する主人公・飛世ユウマが所属する「怪獣防災科学調査所」、通称「SKIP」は怪獣災害を未然に防ぐための科学調査を行う組織だ。今回はそんなSKIPより主人公・飛世ユウマ役の戸塚有輝、ユウマの先輩である夏目リン役の水谷果穂、そしてSKIPに出向してくる地球防衛隊宇宙科学局の調査員・石堂シュウ役の金田昇の座談会が実現! お互いの印象や撮影現場の様子、作品の見どころなどを語っていただいた。


――お三方が初めにお顔合わせされたのはいつでしたか?

戸塚最初のホン読みのときですね。ちょうど一年前くらいかな?

金田僕らみんなほんとうにシャイで……。

水谷ほとんど喋らなかったよね(笑)。

金田お互いに様子を窺っていました。

戸塚「よろしくお願いします」くらいしか話してなかったね(笑)。

金田僕と有輝はその前にも少し会っていたのでほかにもちょっとは喋ったりもしていましたが……みんな今と比べたらずいぶんよそよそしかったです。

戸塚あとよく覚えているのはその日、果穂さんの喉の調子がすごく悪くて……。

水谷そうそう、風邪引いてた!

戸塚声がガラガラだったのがすごく印象に残っています(笑)。


――伴ヒロシ所長役の西興一朗さんともそのときが初対面でしたか?

金田そうです。西さんに対しては「お若い方だな」と思いました。自分が想像していた所長よりも若々しい印象で驚きました。


――その後撮影を進めていく中で段々と距離が近付いていったのでしょうか?

戸塚はい。撮影を重ねて、回を追うごとに仲良くなっていきました。『アーク』のストーリー上でもキャラクター同士の距離が縮まっていきますし、僕らもSKIPと同じように関係性を築けたと思います。

金田最初のうちは一同に会しているシーンも少なかったので、撮影が増えるにつれてよりコミュニケーションもとれるようになりました。


――SKIPはアットホームな雰囲気の組織ですもんね。

金田『アーク』の現場はスタッフさんもみなさん優しくて元気な雰囲気で。

戸塚温かく迎え入れてもらえました。

金田僕らはもうそこについて行けば自然にアットホームなSKIPの雰囲気が作れました。

▲戸塚氏が演じる主人公・飛世ユウマはSKIPの新米調査員。16年前の「K-DAY」で両親を失うという辛い経験をもとに怪獣生物学を志し、豊富な怪獣知識を駆使して怪獣の調査にあたる

――西さんの存在はいかでしたか?

金田僕らが三人でいるとけっこう、無言の時間が発生するんですよ。だけど西さんがいらっしゃると、僕らが無言になりそうなタイミングで絶対喋り出してくださるんです。だから西さんがいらっしゃらなかったら僕らは大変なことになっていたかもしれません。

戸塚無言になってしまうことに金田くんはなぜかすごく危機感を持っているんです(笑)。

水谷私たちはあんまり気にしてないんだけどね。

金田僕は西さんみたいに話を回したりできないので、無言になったらもう黙ってるしかないんですけど。

水谷あんなに気にしてるのに(笑)。

金田でも役柄上、SKIPの四人も一緒にいてすごく喋るというよりも、喋らない時間が平気な仲の良さだとも思います。

戸塚たしかにそれはあるかも。まさに仲の良い仕事仲間という印象ですね。


――もうひとりのSKIPの仲間、ユピーについてはいかがですか?

戸塚設定上リンさんがユピーのシステムの管理者で、絡みも多いしセリフもフレンドリーだよね。

水谷そうですね。初めて現場で見たときは、「思ったより大きいな!」と驚きました。台本を読んでいるときはちっちゃくてかわいい子のイメージだったんですけど、想像よりずっと大きかった。びっくりしました。


――ウルトラマンアークの第一印象についてもお聞かせください。

戸塚「本物だ!」と思いました。現場で動くアークを見たときは、ほんとうにアークがいるんだって感動しました。

金田シンプルで、個人的に好みなデザインだと思いました。自分が出ているとか関係なく、かっこよくて好きなウルトラマンだと感じます。

水谷前作の『ブレーザー』を見て「ウルトラマンって今こんな見た目なの!?」という驚きがあったので、アークを見たときはちょっと安心感がありました。自分の知っているウルトラマンだと思いましたし、それに加えて頭の青く光っている部分なんかがスタイリッシュでかっこいいなと思いました。


――撮影で大変だったことはありますか?

戸塚夏の撮影はやっぱりすごく暑かったですね。2話の撮影で採石場に行ったんですけど。

金田あれは暑かったね。

戸塚ふたりは待機場所ですごく長い時間待ってたんだよね。

水谷まだ昇くんと会うのは数回目だったんですけど、6時間くらいふたりでプレハブ小屋にいました。

金田スタッフさんからアイス貰ったりしてね。

水谷そういえば、そのときの昇くんはものすごくマシンガントークだったんですよ。

金田ええ? そうだっけ?

水谷すごい喋りかけてくれる子だなって思いました。

金田あんまり覚えてない(笑)。でもそのくらいの時期からよく喋るようになったのかな。最初の方は待ちの時間がけっこう長かったので、その時間に仲を深めていっていました。

©円谷プロ ©ウルトラマンアーク製作委員会・テレビ東京

1 2
この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

丸山浩デザイン画集 光の記憶 ウルトラマンティガ・ダイナ・ガイア編

ご購入はこちら

後藤正行 TSUBURAYA ARTWORKS

ご購入はこちら

ウルトラモデリングワールド

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー