HOME記事特撮サプライズゲストに生変身も!? Vシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』初日舞台挨拶レポート

サプライズゲストに生変身も!? Vシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』初日舞台挨拶レポート

2024.06.09

 6月7日(金)、新宿バルト9にてVシネクスト『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』初日舞台挨拶付上映会が行われた。
 会場にはデカレンジャー20年目の集結を見届けるべく、多くの『デカレンジャー』ファンが駆け付け大盛況。ここではその様子をアフターレポートとしてお届けする。



 盛大な拍手に包まれながら今回の主役である赤座伴番/デカレッド役のさいねい龍二氏、戸増宝児/デカブルー役の林剛史氏、江成仙一/デカグリーン役の伊藤陽佑氏、日渡茉莉花/デカイエロー役の木下あゆ美氏、胡堂小梅/デカピンク役の菊地美香氏、姶良鉄幹/デカブレイク役の吉田友一氏が登壇。メンバーがひとりずつ壇上に上がると、次々に「バン~!」「相棒~!」「よっこらせ~!」「ジャスミ~ン!」「ウメコ~(リーダー)!」「テツ~!」と客席から歓声が。林氏は観客のコールに対し「相棒って呼ぶな!」と返すなど、デカレンジャー愛に溢れた空気に。

 さらに、告知になかったスペシャルゲストの存在が明かされザワつく客席。「ミッドナイト デカレンジャー」をバックに現れたのはドギー・クルーガー役の稲田徹氏! 思わぬサプライズに会場からは大歓声が上がった。

▲ 「ささきいさおです」とひとボケしつつ、魅惑の低音ボイスで挨拶する稲田氏

 それぞれ挨拶を終えると、トークコーナーへ。TVシリーズから20年の歳月を経た本作について、さいねい氏は20年分のバンの成長を見てほしい、「あの男はやってますよ」と宣言し、これから本作を鑑賞する観客の期待を煽った。

▲ ホージーはデカの誇りを持ち続けている、ぜひアクションシーンに注目してほしいと林氏
▲ ジャスミンは相変わらず昭和を引きずっている…と木下氏。TTFCにて6月16日に配信される『特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー』についても触れた
▲ 菊地氏は変わらないハートがウメコの良いところとコメント

 伊藤氏は自分が親になってから初めて『デカレンジャー』を演じる節目であり、より子供を意識したプランで臨めた、高知市の職員でもある吉田氏は「テツはデカレンジャーのオモチャ的な要素で…」と発言し周囲に突っ込まれつつ高知県でのクラウドファンディングを用いたロケに感謝を述べ、稲田氏は「当時の僕、意外と声が高いんですよ。20年経ってようやく演じたいボスの声に辿り着きました」とコメント。それぞれ20年という歳月に前向きな言葉を紡いだ。

▲ 当時は低い声を出すためにわざとがなるように歌い、喉を調整していたと明かされる稲田氏

 続いてのトークテーマは、次回作があるとしたらはどのような作品にしたいか? というもの。菊地氏は高知県で『デカマスターVSおとどちゃん』をやりたい! と、高知県 桂浜水族館のマスコットキャラクターを絡めた作品をアピール。稲田氏は「あいつと戦うのか…頑張るよ」と、前向き(?)に宣言。そんな稲田氏はあえて一切ロケを行わない続編を提案。今のスーパー戦隊なら合成でどこでも行くことができると、『王様戦隊キングオージャー』に出演した経験を活かしたコメント。

 林氏はデカレンジャーの子供たちの世代を描く『デカキッズ』というタイトルを提示。「デカの意志を継ぐ者たち」というサブタイトルまで用意されており、それぞれの子供が宇宙警察の養成所に入り、そこで事件が…という具体的な構想を語った。

▲ ロケ地としての高知県のPRを始める吉田氏

 トークコーナーが終了すると、ファン垂涎の貴重な6人揃いの変身シーンを披露することに。稲田氏=ボスが「バン、みんな、準備はいいか! デカレンジャー、出動!」と号令をかけると、「チェンジスタンバイ!」とSPDライセンスとブレスロットルを掲げる面々。

「ロジャー! エマージェンシー、デカレンジャー!」とポーズをとると、溢れんばかり拍手と歓声に包まれる会場。最後はさいねい氏の挨拶で締めくくられ、興奮の渦の中舞台挨拶は幕を閉じた。



『特捜戦隊デカレンジャー20th ファイヤーボール・ブースター』新宿バルト9ほか期間限定上映中!

©2024 東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映 ©東映

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