FAガール「源内あお アリス・ギア・アイギスVer.」を組み合わせ製作!激アツゲームコラボを立体で再現!
2024.10.16ガールズプラモスタイル#03(6月28日発売)
もうひとりのFAガール代表選手!?
激アツゲームコラボを立体で再現!
アニメ『フレームアームズ・ガール』の主人公として誕生し、轟雷たちと同じように長らく愛されている源内あお。創彩少女庭園でまさかのプラキット化を果たし、名実ともにFAガールズと肩を並べられるようになったのはファンにとって感無量であったことだろう。FAガールの特集なら彼女も捨て置けないでしょ! ということで、直近のトピックスでもあるアプリゲーム『アリス・ギア・アイギス』でのピンクの轟雷ルックで参戦してもらった。作例はurahana3が担当。創彩少女庭園ほか複数のキットを組み合わせて再現している。
今回は『アリス・ギア・アイギス』のゲーム内に登場する源内あおを製作しました。ピンク色の轟雷パーツを身にまとったあおちゃんになります。
胴体部分のベースはFAガールアーキテクトで胸部をオリジナルで加工、手足は轟雷、首から上はあおという構成になります。
まず首ごとアーキテクトからあおのものに変え、アーキテクトの胴体に接着します。この時、マジックスカルプを使って接着・整形し、強度を出しています。
次に胸下の部分をマジックスカルプで覆い、段差などをフラットに整形してから、胸部中央にあるオリジナルのディテールを同じくマジックスカルプで再現していきます。パテを盛って硬化するまで放置してから、削り込んで整形していきます。胸の中央にあるネクタイ的なパーツはジャンクパーツをベースにマジックスカルプを盛り、硬化してから削り込んで整形し、設定画のイメージに近づけていきます。
武器もゲームどおりにM.S.Gで3種製作。いずれもグリップがちょっと大きいため、削り込んで自然に持てる太さにしています。
装甲はNAZCAのピンクサフ下地で、メインはコーラルピンクにブリリアントピンク少量、胸などの濃いピンクはコーラルピンクとペンキレッドを混色。2回塗装して発色させています。パーツごとに色味に差が出ないよう注意しながら塗っています。
エポパテなどを使って造形をする時にベタベタしていて削ったり形を出したりしにくいのをどうしたらいいか、と質問を受けることがあるのですが、私なりのコツとしては、主剤と硬化剤を練り合わせてから30分ほど放置しておくことです。そうするとベタベタが治まってかなり作業がしやすいと思います。エポパテの類は硬化がゆっくりである程度長い時間作業が出来るので、練り合わせてからすぐに加工せず、しばらく寝かせることでうまく扱えたりしますのでオススメですよ。
胸部の加工さえできればキットの組み替えでほとんど再現できるキャラですので、製作してみたい方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
コトブキヤ 1/10スケール プラスチックキット“創彩少女庭園”源内あお ほか使用
源内あお アリス・ギア・アイギスVer.
製作・文/urahana3
ガールズプラモスタイル#03
2200円(税込)
© KOTOBUKIYA ©KOTOBUKIYA / FAGirl Project © Pyramid,Inc. / COLOPL,Inc. ©Pyramid,Inc./成子坂製作所
urahana3(ウラハナサン)
独特な感性に基づいた塗装で、美しくメリハリのある仕上げを得意とする主婦モデラー。