HOME記事その他タミヤのフラッグシップ拠点 「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」がグランドオープン

タミヤのフラッグシップ拠点 「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」がグランドオープン

2024.05.30

TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYOで
“タミヤの模型”に囲まれる幸せを実感

▲「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」は5月6日に閉店した「タミヤ プラモデルファクトリー 新橋店」とは「赤レンガ通り」を挟み向かい側に位置する、真新しい「新虎安田ビル」の1Fにオープン

 タミヤの新たなフラッグシップ拠点となる「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO(タミヤ・プラモデルファクトリー・トーキョー)」が、5月24日(金)に新橋・虎ノ門エリアに新装・グランドオープンした。「タミヤの今が、ここにある」をコンセプトに、ショールームとしての機能もある店内には長大なシェルフ(棚)がジグザグ状に設えられており、最新のプラモデル、ミニ四駆、RCカー、工作シリーズなどがズラリと並ぶ。今回はグランドオープン前日の内覧会にお邪魔させていただいたので、同施設の模様をお伝えしていこう。


▲製品のジャンルごとにコーナー分けされており、“タミヤの模型”に囲まれるという幸福感を味わうことができる
▲ シェルフの中央部は製品を置かない吹き抜けとして各コーナーを見通せるようにするなど、空間を巧みに利用。集められたアイテム数は約6000とのことで、気になる製品を直接見てから買いたい方にも合っているだろう
▲1/35および1/48スケールのMMシリーズや1/48傑作機シリーズ、1/24スポーツカーシリーズなどミリタリー、飛行機、自動車のスケールモデルが集まるコーナー。ジグザグに配置されたシェルフは高さ4m、全長は約100mにもおよび、タミヤのツインスターをあしらった格調高い“タミヤデザイン”のパッケージが並ぶ様子は壮観だ
▲こちらのコーナーには1/350艦船シリーズ、1/700ウォーターラインシリーズ、1/12オートバイシリーズなど艦船やオートバイなどに加え、塗料(アクリル系、ラッカー系、エナメル系)や缶スプレー塗料、エアブラシ関連アイテム、ニッパーやヤスリ、筆といったツール、パテや接着剤などが並ぶ
▲ レーシングカーやバギー、戦車、などのRCモデルやオプションパーツ、そして楽しい工作シリーズなどを集めたコーナー
▲ ミニ四駆のコーナー。様々なキットに加え、各種グレードアップパーツも揃う
▲ミニ四駆やRCカーの競技会や体験会、ワークショップ、工作教室など各種イベントを開催できるイベントスペース「モデラーズスクエア」。配信にも対応している
▲店内では手に取った製品を購入することもできる。お会計のレジスターは目立たないように配置するなど、ショールームとしての雰囲気を大切にしているとのこと。なお、メーカーとして小売店を大事にするスタンスから割引販売は行わず定価販売となる
▲カフェではスペシャルティコーヒーをはじめジュースなどのソフトドリンクが提供される
▲カフェコーナーでは「1/1 ミニ四駆 エアロアバンテ」が存在感を放っている。「ミニ四駆 ジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦」でのテスト走行シーンを見て以来で、実車を間近で見られてちょっと感動
▲ 人気店ONIBUS COFFEEの美味しいスペシャルティコーヒーを楽しませていただいた。ラベルに描かれているのはイタリアのアーティスト、フランチェスカ・ゲルマンディ氏による「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」のイメージイラスト
▲ グランドオープンを目前に内覧会に出席されたタミヤの田宮俊作会長(左)と田宮信央専務(右)

 思い出してみると、筆者にとっての“タミヤの模型”とのファーストコンタクトは今から40年近く前、パッケージの格好良さに惹かれて父親にねだって買ってもらった、1/35ミリタリーミニチュアシリーズNO.56「ドイツ・重戦車 タイガーI型」だった。この模型初心者の小学生でもどうにか組み立てられたのは、分かりやすく丁寧に記された組立説明図と高い精度ゆえだろう(頑張って完成させたタイガー戦車の格好良さといったら…!)。 説明図に記載された実車解説も、性能や運用だけでなく実戦のエピソードも交えたワクワクするような内容で、兵器に興味を持つきっかけにもなり、結局今の仕事にもつながっている。モデラーさんや他の編集者ほどではないものの、今でも時折気に入った1/35MMキットは購入して、「さて、どう作ろうか」と思案するのが楽しみのひとつになっている。作り手への細やかな配慮と品質、高いデザイン性を維持し続けるブランディング。それが「また作ってみたい」と思わせてくれるのだろう。この「TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO」でタミヤの模型に囲まれて幸せを感じられたのは、そんな経験と、製品へのイメージがあったからだと思う。

▲ 店外に佇む消火栓標識の広告スペースに記された、この一文が心に沁みる

TAMIYA PLAMODEL FACTORY TOKYO

所在地/〒105-0004 東京都港区新橋4-3-1 新虎安田ビル 1F
営業時間/平日11:00~20:00、土日祝10:00~19:00
公式サイト/https://www.tamiya-plamodelfactory.co.jp/

この記事が気に入ったらシェアしてください!

オススメの書籍

月刊ホビージャパン2024年7月号

ご購入はこちら

艦船模型製作の教科書2.0

ご購入はこちら

MMファン タミヤ1/35ミリタリーミニチュアを作ろう

ご購入はこちら
PAGE TOP
メニュー