「BUSTER DOLL ガンナー」を“和風巫女”スタイルに大改造!【メガミデバイス】
2024.05.08BUSTER DOLLを大改造! 和風巫女スタイルにイメージチェンジ
新素体「マシニーカ Block2-M」を引っさげて登場したメガミデバイスのBUSTER DOLL ガンナー。アップデートされた素体も注目点だが、武装パーツもカスタマイズに特化した構成となっており、これまで以上にモデラーのオリジナリティを反映できそうな素材となっている。
ということでニル・エットによる作例はそのカスタマイズに重点を置き、他キットパーツやカラー変更で大幅にイメージチェンジ。「ガンナー」から大きく趣きを変えた和装スタイルで完成させている。ガールズプラモの醍醐味が凝縮された渾身の作例をご覧いただこう。
コスモード
ライトアーマーモード
こんにちは、ニル・エットです。今回はメガミデバイスの新シリーズ「BUSTER DOLL ガンナー」の製作させていただきます。このシリーズでは素体デザインが一新され、スタイル、可動範囲、そして可愛いさが格段にアップグレードされています。今回は第1弾となるガンナーを巫女服スタイルにアレンジしていきたいと思います。
巫女デザインの素体を先に作り、それに合わせた武装をしつらえていく、という手順で進めました。
コスチュームデザイン
巫女服の基本的なシルエットを作っていきます。セーラー服のリボンの取り付け部分をプラ棒で埋め、2.5mm幅のプラ板を斜めに接着し、和服の雰囲気を出しました。足首はアマテラスレガリアの装飾を取り付けられるように加工し、振袖と足袋にはアルカナディア ユクモのパーツを使用。さらにプラ板で作ったお札をハンドパーツに持たせることで、巫女らしい装飾を加えました。
武装モード
次に武装パーツの製作へと進みます。お祓いに使う御幣をイメージし、ガンナーのパーツをジョイントにしてアマテラスの杖に玉藻ノ前の紙垂を取り付けました。ストールの前面はカットし、紐パーツで装飾を加えました。九尾の肩パーツを使った振袖はサイズ調整のために切断、短縮しました。玉藻ノ前のジョイントを組み合わせることで、より広い可動範囲を確保しています。
仕上げと感想
カラーリングは白と赤を基調にし、清潔感と巫女服らしい色合いを意識しました。振袖の桜模様は、マスキングとクリアーピンクのグラデーションで表現しています。フェイスパーツにはガンナー用のアイデカールセットを使用し、表情豊かに仕上げました。
今回の作例ではガンナーの素材を活かしつつ、大きなイメージチェンジに挑戦させていただきました。BUSTER DOLLはまだまだカスタムの余地がありそうで、無限大の楽しみ方ができそうですね。
コトブキヤ 1/1スケール プラスチックキット “メガミデバイス”BUSTER DOLL ガンナー 使用
BUSTER DOLL ガンナー“破魔弓”
製作・文/ニル・エット
メガミデバイス BUSTER DOLL ガンナー
●発売元/コトブキヤ●5940円、発売中●1/1、約16cm●プラキット
ガールズプラモスタイル#02
2,420円(税込)
▼ 関連記事はこちら
Ⓒ KOTOBUKIYA ⒸMasaki Apsy ⒸToriwo Toriyama
ニル・エット
女の子プラモをメインに製作するモデラー。スクラッチから塗装までハイクオリティな作例を手掛ける。