エフェクトパーツをシャープに整形して鋭い印象に

　ガンダム公式 YouTube チャンネル「ガンダムチャンネル」での配信に加え、2024年2月からはTV放送も決定している『ガンダムビルドメタバース』より、リクが新たにビルドした「ガンダムダブルオーダイバーアーク」を哀川和彦が製作。本体は気になる箇所の肉抜き埋めやディテールアップを行い、各部エフェクトパーツは先端をシャープに整形。アークドライヴユニット展開状態のシルエットがより鋭い印象になるようにしている。

■最初に
　見どころが多い全3話の中から第1話に登場したリク君の新作ガンプラになります。劇中でもシャープな印象なので、基本工作を中心に成型上厚みが出てしまう箇所をシャープ化するなどして仕上げました。

■頭部・腕部
　頭部アンテナとエフェクトパーツはシャープ化すると印象が変わるので、成型色仕上げでもオススメの工作ポイントです。肩の丸モールドは後部に肉抜きがあるので前後に市販パーツを貼り、前腕は合わせ目を消して設定画に合わせてスジ彫りを入れました。ハンドはHGBCビルドハンズ角型Mの手甲にモールドを彫り込んだ握り拳を追加しています。

■胴体・脚部
　胴体底面の肉抜きはエポパテで埋めました。劇中では使用しませんがGNソードIIが付属します。腰部サイドアーマーへの接続軸をカットしてそれぞれにネオジム磁石を埋め込み、刃をシャープ化しました。腰部リアアーマーは接続パーツに隙間ができるので、エポパテで形状変更しています。バックパックのアームは肉抜きを瞬間接着パテで埋め、フィンはプラ板を貼ってシャープ化。脚部はつま先をプラ板で0.5mm延長し、靴裏の肉抜きはプラ板で塞いでいます。

■塗装
白＝コールドホワイト
青＝ブルーパープル＋ラベンダー
黄＝ゴールデンイエロー
灰＝ダークシーグレーBS381C/638

■最後に
「ガンダムビルドシリーズ」はガンプラとは切っても切れない作品です。今後も新たな作品が登場することを楽しみにしています！

ⓒ創通・サンライズ