いよいよ本格始動した「V.F.G.ワルキューレ」シリーズの全貌とVFガールの今後をアオシマの開発担当者に聞いてみた!【マクロス】
2023.10.26VFガール戦術音楽ユニット“ワルキューレ”全日本模型ホビーショーでライブ開催⁉ 月刊ホビージャパン2023年12月号(10月25日発売)
VFガール戦術音楽ユニット“ワルキューレ”全日本模型ホビーショーでライブ開催!?
月刊ホビージャパン11月号にてお届けした「V.F.G.(ヴァリアブルファイターガールズ)」ワルキューレシリーズが、去る9月30日・10月1日に開催された「全日本模型ホビーショー2023」にて大々的に展示された。大がかりなステージセットを組んでのお披露目の様子を会場写真にてご覧いただこう。また、アオシマ文化教材社の金田氏に気になることを聞いてみたので、そちらも合わせてご確認いただきたい。
豪華ステージセットで“GO!! ワルキューレ!!!”
シリーズ続々登場!!
開発担当者に聞く「V.F.G.ワルキューレ」のヒミツ!
——— V.F.G.ワルキューレプロジェクトはどのような経緯でスタートしたのでしょうか?
金田 まずはVFガールシリーズのキャラメイクの話になりますが、ジークフリードやカイロス、メサイア等、 代表される機体に合わせたオリジナルのイメージガールを最初に作成することを基本としています。そしてバリエーションとして、たとえばVF-25F メサイアのアルト機カラーとランカちゃんとか。VFガールのコンセプトを踏まえつつ、機体との相性や、関連性の強さを鑑みながら、劇中キャラクターの商品化をさせていただいております。
そんな中でいよいよワルキューレの開発に至りましたが、なんといってもノウハウの蓄積が大きいですね。特にバトロイド時の多様なヘアスタイルに対しての干渉具合とか、シリーズを重ねる ことで、5 人のキャラクターを無理なく再現できる判断ができたので、スタートに踏み切った感じです。
——— V.F.G.ワルキューレならではのこだわりポイントを教えてください。
金田 とにかく各々の個性が強いキャラクターたちなので、河森監督の監修も交えながら、特にフェイス周りには気を使っています。キャラならではの定番の表情とか。マキナなら「きゃわわ~」、フレイアなら 「にひひ~」など。放映当時からずっと見続けている彼女たちなので、ファンの方々に納得してもらえるように、極初期から最新のイラストを見比べつつ、VFガールとしての最適解を見出しながら細かい調整をしています。
———キャラクターによる身長差や体型の違いなどはどのように表現しているのでしょうか?
金田 5 人の身長差がかなりあるので、本来であればそれぞれのボディを作るべきなのですが、そうすると金型のコスト面でも負担になるので、胴体や脚部の一部、腕部等を共通パーツとしてコストを抑えつつ、 一部はキャラごとのオリジナルとして設計して身長差を出しました。概ね大中小の3構成くらいなのですが、マキナはグラマラスな容姿なのでなんだかんだでほぼフル設計になりましたね(苦笑)。
———クラン・クラン、ランカに続く劇中登場キャラ クターからのラインナップとなります。今後は“歌姫” 中心になっていくのでしょうか? それとも、パイロット やオペレーターなどさらに広く展開していくのか気に なります。
金田 結果的にということはあるかもですが、歌姫中心としてシリーズを構築する構想はあまりしていません。冒頭で言った通り、まずは機体とそのイメージガールという企画なので、そろそろ新機体の開発を進めたいですね。そしてマクロスの中にはたくさんの魅力的なキャラクターがいますから、ファンの皆様にVFガールとしてのマクロスワールドを楽しんでいただけるように、想定外な展開、発表もできたらと思います。今後とも応援よろしくお願いします。
\ 全日本模型ホビーショー フォトレポート/
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