『タイムボカンシリーズ』メカ大集合!? 「タツノコ合体タイムボカンロボ」を全塗装で製作!タツノコ60周年をお祝いだ!
2023.09.17ビックリドッキリなスーパーロボットを大製作! だペッチャ
バンダイキャンディ事業部のSMP[SHOKUGAN MODELING PROJECT]でいよいよ発売された「タツノコ合体タイムボカンロボ」。歴代『タイムボカンシリーズ』のメカが集結・合体して完成するという、ファンの度肝を抜くようなミラクルメカとなっており、ロボットとしてのかっこよさと『タイムボカンシリーズ』らしいユニークさを合わせ持ったキットに仕上がっている。
作例は「大河原邦男氏大好きモデラー」ことDOOVAが担当。非常にカラフルな設定カラーをほぼ全塗装で完成させ、キットが持つロボット模型としての魅力を最大限引き出している。
どうも! 大河原先生大好きモデラーのDOOVAです。今回はSMPのタツノコプロ60周年記念スペシャルアイテム「タツノコ合体タイムボカンロボ」を製作しました。歴代のタイムボカンメカたちが変形合体してロボットになるというまさにビックリドッキリメカ。おまけのタイムガイコッツも嬉しいです。430パーツほどでMGのガンプラと同じくらいの部品点数ですが、材質がABSで合わせ目多数のため、塗装する場合はそれなりに覚悟が必要なキットとなっております。特別なことはせずストレート組みしておりますが、塗装までする場合のコツなどを解説します。
■製作
パーツが多いのでまず最初に各メカごとにタッパー等を用意しましょう。全体を仮組みして目立つ肉抜き穴、押しピン跡の処理、後ハメが出来る箇所を探りました。挟み込みパーツが多く、目立つ合わせ目の処理も多いため、工作と塗装を並行しながらの作業となります。パーツをひと通り整形したら、挟み込まれる側のパーツから塗装。塗ったあとにマスキングして挟み込み、合わせ目を消してそこをまた塗装…、を繰り返すのが基本です。1ヵ月半ほどで製作していますが、結構スケジュールぎりぎりでした。じっくりのんびり腰を据えて作るか、もしくは割り切って部分塗装だけにするのがいいと思います。
■マスキングのコツ
今回はできる限り付属のシールを貼らずに塗装を行っています。マスキングが膨大で複雑なので、付属シールやシールの余白部分を使ってマスキングをするとかなり手間が省けますのでオススメです。パーツ形状にぴったり合いますからね。
■使用カラー
白=フィニッシャーズカラー ファンデーションホワイト
赤=Mr.カラー キャラクターレッド
黄=Mr.カラー MS イエロー
青=Mr.カラー コバルトブルー
水色=ガイアカラー メカブトンカラーセット ブルー
オレンジ=Mr.カラー オレンジ
茶色=Mr.カラー ブラウン
黒=タミヤラッカー フラットブラック
銀=ガイアカラー プレミアムメッキシルバー
関節等=Mr.カラー ファントムグレー
タイムガイコッツ=タミヤラッカー メタリックオレンジ
バンダイ ノンスケール プラスチックキット“SHOKUGAN MODELING PROJECT”タツノコプロ60周年記念 タツノコ合体タイムボカンロボSPセット 使用
タツノコ合体タイムボカンロボ
製作・文/DOOVA
SMP タツノコプロ60周年記念 タツノコ合体タイムボカンロボSPセット
●販売元/バンダイキャンディ事業部●15400円、受注終了、8月発送予定●約18.5cm●プラキット●ガム1個付属●プレミアムバンダイ販売アイテム
© タツノコプロ
DOOVA(ドゥーバ)
大河原邦男氏大好きモデラー。氏の設定画のスタイルを完全再現することを日々研究している。