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ティタノマキア「ゲイルハウンド」のプロデューサーNAOKIによる作例を撮り下ろし!【30人のゲイルハウンド展】

2023.08.30

Der Tod【コトブキヤ 1/12】 月刊ホビージャパン2023年10月号(8月24日発売)

Der Tod イメージカット

ティタノマキア ゲイルハウンドを自由に楽しむ、第2弾

 月刊ホビージャパンでもおなじみ、マルチクリエイター・NAOKIプロデュースのプラモデルオリジナルコンテンツ『ティタノマキア』。去る2023年5月20~21日、コトブキヤ秋葉原館5Fコトブキヤベース・アキバにて開催された「30人のゲイルハウンド展」から、今回はNAOKI自身による作品を月刊ホビージャパン撮り下ろしにて紹介しよう。

ゲイルハウンド

ゲイルハウンド

●発売元/コトブキヤ●8800円、10月22予定●1/12、約16cm●プラキット

 エグゾスケルトン着用を前提に開発された自律思考型AI搭載サイバネティックボディ「DOLL」。N国国内治安維持部隊第6課、通称「フォルシュトレッカー」は離反者や脱走者、その他執行対象となった兵士を処分するための、DOLLだけで構成された部隊である。
 執行対象者とはいえ人間同士では手心が加えられたり、執行側の心理的負担も少なくない。そのような精神的負担の大きい任務に際し、感情を持たず目標を確実かつ効率的に処分する殺戮機械(キリングマシーン)として、DOLLは適任だったのである。
 人間と区別するための複合チタン製の頭蓋骨状頭部を持つこのDOLLは、その外観から「Der Tod(テァ・トード=死神)」と呼ばれ、執行対象者達から恐れられている。

Der Tod 全体画像
Der Tod 背面
▲死神を彷彿させる頭蓋骨に大きな鎌状の武器、そして黒いマント。武器は「M.S.G ヘヴィウェポンユニット07 スカルマサカー」、腰布はティッシュを適当な形でカットし「カミカタメール」を塗布、半乾きの状態でクセをつけている

Der Tod 頭部アップ
▲頭蓋骨状のヘッドユニットが印象的なDOLL。パールコートすることでどこか禍々しさすら感じる印象に
倒された脱走兵 アップ
▲︎倒された脱走兵。カラーリングは青みを強くし、ハンダなどでバトルダメージを施した

 自身がプロデュースから企画、原案、デザインなどを担当する『ティタノマキア』シリーズの第1弾「ゲイルハウンド」がついに発売になります。少しだけ『ティタノマキア』について説明させていただきますと、世界観内で人間が着込む強化外骨格スーツを「エグゾスケルトン」、この1/12スケールキットをコトブキヤさんで、5m級の人型戦闘兵器「リーパー」、リーパーと共通のコアユニットを有する10m級の人型決戦兵器「グリムリーパー」、この1/48スケールキットをグッドスマイルカンパニーさんのMODEROIDで、そして作品世界観内でペットロボットから戦闘用ドローンとして幅広く運用されているメカニクス「クロックワーククリプテッド」を、スタジオソータさんのカプセルトイで、それぞれ発売になります。
 エグゾスケルトンは基本人間が着込むものなのですが、本作例は自律思考型AIを搭載したサイバネティックボディ「DOLL」というもので、「死なない兵士」ということから、頭部は頭蓋骨を模した強化シリコーン製フレームで構成されています。
 NAZCAカラーブラストカーキをメインに基本塗装後、ウェザリングを施しています。
 ベースはスタイロフォームで形を作り、表面をタミヤの情景テクスチャーペイント「ライトサンド」で覆ったあと、本物の砂をまぶしてスプレーのりで定着させています。
 模型発信のオリジナルコンテンツということで、手に取ったユーザーに好きに製作していただくための「素材」として、現在発表している以外にもさまざまな角度からいろいろなアイテムをリリースしていきたいと思っていますので、気になったらぜひ手に取ってみてください!(NAOKI)

コトブキヤ 1/12スケール プラスチックキットゲイルハウンド使用

Der Tod

製作・文/NAOKI

©NAOKI

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NAOKI

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