アニュラスの美少女プラモ第1弾「宝多六花」をキットレビュー! 丁寧な仕上げをあますことなくご紹介!!【SSSS.GRIDMAN】
2023.07.17 『SSSS.GRIDMAN』より宝多六花のプラキットが発売。六花といえば3月に公開された『グリッドマン ユニバース』ではメインヒロインぶりをいかんなく発揮しており、裕太とともに心揺さぶられた視聴者も多かったのではないだろうか。本商品はまさに待望のプラキット化と言えよう。
衣装は『SSSS.GRIDMAN』時のもので、4種類の表情が付属。さらに立体化自体がレアなポニーテール+半袖バージョンに組み替えが可能という遊び応えのある仕様。造形のクオリティも申し分なしだ。
こちらの作例をリッカ繋がりでRikkaが製作。自身もシリーズのファンで、美少女プラモ作例を多く手掛けているRikkaにはピッタリの題材で、堅実なキットレビュー作例に仕上がっている。
9月にはアカネのキットが予定されており、そちらも紹介予定。お楽しみに。
素組み
作例
■なに、グリッドマン同盟って、気持ち悪っ
実は漢字で書くと六花です、こんにちは。今回は『SSSS.GRIDMAN』よりプラキットになった宝多六花を製作しました。
『グリッドマン ユニバース』はとにかく勢いがあって面白い映画でしたね。熱も冷めやらぬ内に今回のキットの製作に入っております。
■製作について
六花と言えば太ももですので、まずは脚部の合わせ目消しから。いつもやっているやり方として瞬間カラーパテのフレッシュを合わせ目になる場所に適量盛り付け、919プライマーで硬化させてから削ってならしていきます。この方法で肌パーツの合わせ目消しを行うと合わせ目が薄っすらと黒い線状に見える現象が少なくなる気がしておりますが、完全に出ないわけでもないので目立つ時は成型色に近い色味で調整した肌色を上から吹き付けています。全体の工作は少なめでしたが、カーディガンの上半身の部分がプラスチック成型のための厚みがありましたので、外側からある程度削って薄くしております。
■塗装について
頭部はガイアノーツのサーフェイサーエヴォ スカイブルーを下地に調色したダークブルーでグラデーション塗装。下地がハイライトとして残るようにしています。スカートも同じサフからほぼ黒に近く若干ブルーが入ってるかな? くらいの色味で塗装しました。
カーディガンは白サフで下地を作ってから、タン色でシャドウ入れ、上からアイボリーホワイトではみ出した影色を潰しつつグラデーションになるように残して吹き付けていきます。
半袖シャツのほうは、白サフ下地からラスキウス白雪色にほんの一滴ブルーを入れたような極薄のブルーでシャドウを入れ、同じく白雪色で影を残しながら塗装しております。
また、指先に濃いめのシャドウを入れた塗装をしています。これは最近見た海外製フィギュアでそういう塗装をしていて、かわいいなと思ったので真似してみました。いろいろ製品を観察するのは、インプットとして大事ですね。
今後もグリッドマンユニバース作品の展開に期待しております。それではまた。
アニュラス ノンスケールプラスチックキット
宝多六花
製作・文/Rikka
宝多六花 可動プラスチックモデルキット
●発売元/アニュラス、販売元/グッドスマイルカンパニー●5940円、発売中●約15cm●プラキット
© 円谷プロ ©2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会