「特撮アーカイブ」には岡崎徹 氏、ひし美 ゆり子 氏の2人が登壇!
名古屋会場では3回目となる「特撮アーカイブ」のゲストには、『ウルトラセブン』友里アンヌ隊員で知られるひし美 ゆり子 氏、そして『仮面ライダーアマゾン』の主人公・仮面ライダーアマゾン/山本大介役を演じた岡崎徹 氏の2人が登壇。
■ひし美ゆり子氏トークショー
▲名古屋会場に集まったファンには本物のアンヌ隊員、ひし美ゆり子氏を拝見するのが初めての方も多く、本人もその歓迎ぶりに喜びの言葉を述べた
▲トークショーでは『ウルトラセブン』での友里アンヌ隊員を振り返り、話題は作中を通して都度変わっていたアンヌ隊員の髪形の話に移った。当時は演じていた自身の姿に納得がいっておらず、試行錯誤を行っていたらしい。最後まで納得はいかなかったが、セミロングの姿を当時の満田監督が気に入り、その髪形が定着していったとのこと。さらに、撮影当時に一番印象に残った監督については実相寺監督と答え、独特な演出や撮影について当時の思い出を振り返った
■岡崎徹氏トークショー
▲岡崎氏は歓声と拍手の中で名古屋会場に登場、今もなお変わらぬ引き締まったプロポーションで姿を見せ、観客を驚かせた。その体型維持の秘訣について、岡崎氏は“学生時代に陸上競技に励んでいた頃から続けている“1日1食に近い食事習慣”にあると説明する。当時は「食事の時間がもったいない」という理由で始めたというが、その生活リズムが現在まで自然と続いているという。一方で、『仮面ライダーアマゾン』撮影時は体力づくりのためにしっかり食事を取り、作品とともに体格も仕上がっていったと振り返った
▲「特撮撮影の現場では、寒い時に水に落とされるシーンがよくあると聞きますが、アマゾンの撮影ではいかがでしたか?」という質問では、『仮面ライダーアマゾン』でも例外ではなく、冬場にバスの上から湖へ飛び込むよう指示された撮影があったという。薄氷が張っている湖に飛び込んで変身ポーズまで行い、さらにその後にバイクアクションもこなすという当時ならではの撮影現場の思い出を語った
▲さらに有名なジェットコースターで行ったアクションシーンや、ビルとビルの間を命綱なしで渡るといった、危険を伴う場面も少なくなかったという。後者のビル間を渡るシーンについては、当時、予定していたスタントマンの到着が遅れたため、急きょ本人がそのままアクションまでこなすことになったとのこと。岡崎氏は当時を振り返り、「絶対に落ちない自身があった」と語る一方で、「高いところは怖いので下は見ないようにした」とも語った
▲フォトセッションではキレのある仮面ライダーアマゾンの変身ポーズを掛け声とともに披露してくれた
▲それぞれのトークショー後にはひし美氏、岡崎氏のがそろって登壇。集まったファン皆、今年発表された2人の結婚を盛大な拍手とともに祝福。移り住んだ熊本県・芦北町での新生活について質問が及ぶと、ひし美氏は「1日がゆっくりゆっくり進む」と、東京での生活との違いを実感していると答えた。岡崎氏も同じく語り、穏やかで落ち着いた日々を過ごしているとのこと
▲2人は結婚に至るまでの経緯についても触れた。岡崎氏が芦北町に行く予定をひし美氏に話した際、ひし美氏が「私も近くにアパートでも住みたい」と伝えたところ、岡崎氏が「なら、一緒に住めばいいんじゃなか?」と提案。それに対し、ひし美氏が「一緒に住むってことなら、結婚しなくちゃ」と返したことが決め手となり、結婚が自然と決まったらしい。改めてファンの祝福ととも温かなトークショーとなっていた
▲最後は2人そろってのフォトセッションも実現
次回「スーパーフェスティバル93」は1月11日(日)に東京・科学技術館で開催!
名古屋会場もさることながら、2026年の年明けには東京で開催の「スーパーフェスティバル93」が開催予定。「特撮アーカイブ」では伴大介氏、西恵子氏、鵜川薫氏、萩野崇氏の4名が登壇予定!年始恒例のホビーイベントにもぜひ参加しよう。
スーパーフェスティバル93
開催日時/2026年1月11日(日)11:00~16:00(優先入場10:30~)
開催場所/科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)
入場料/優先入場3000円、一般2000円、小学生1000円
スーパーフェスティバル公式HPはこちら